開業前は20年近く外資系人事の仕事をしておりました。
会社帰りに立ち寄るBARは、私にとって仕事の疲れを癒してくれるとても大切な場所でした。
職業柄、バーテンダーの採用、育成、評価、報酬ってどんな感じだろう?
そんな事が気になり、BARビジネスに興味をもったのがきっかけでした。
数あるバースクールの中で、技術だけでなくマネージメントを学べる日本パブ&バー経営学院は、自身の目的に合っていました。
長年バー業界で経営者として成功されてきた先生方の講習は実践的で、特に経営者に求められる知識や心構え、店舗マネージメントのノウハウは非常に役に立ちました。
卒業間近になり、出店するかどうか自信がなかった私に、「大丈夫。あなたなら出来ますよ。」と後押し頂いた言葉を今でも忘れません。
1号店を出店後、3年ほどは自分がカウンターに立ち接客する日々。
常連様がつき売上は安定してきましたが、これは本来望んでいた形ではない。
従業員を雇い、育成し、現場を任せる。これこそ目指していることだと、気持ちを新たに2号店の出店を考え始めた矢先に、コロナ禍で危機的な状況に。
思うように営業できず、不安な日々が続きました。
コロナ禍で閉店する店、スタッフが辞めていく店が徐々に増え始めた頃、「もしかして、今がチャンスなのかも」と気づきました。
優秀な人材と良い物件を確保するにはベストタイミングでした。
2号店を出店するにあたり、先生方に相談し快くサポートして頂きました。
2店舗になり、自分ひとりでは成り立たないビジネスになった今、従業員の採用と育成、店のブランディングが重要となり、経営者としての手腕が試される日々ですが、新しいことにチャレンジできる楽しさを噛みしめています。
未経験からBAR経営者になるのは、容易な道のりではありませんが、思いがあればまずは一歩踏み出してみる!
もし、思いが叶わなくとも自分なりに全力でやりきれば、きっと後悔はしません。
是非、ご自身の夢に向かってチャレンジしてみて下さい!
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